こんにちは。ベジモひろしまです!二十四節気は7月7日に「小暑(しょうしょ)」となりました。
本来は梅雨が明け、夏本番の一歩手前が小暑なのですが、今年は早くに梅雨が明けたため、少し前から本格的な暑さがやってきましたね。
「小暑」は、蝉が鳴き始める頃ともいわれています。小暑となった日に蝉の抜け殻を発見しましたが、まだ声は聞こえてきませんでした。
でも、あくる日にはあちこちに蝉の声が響き、もくもくと立ち上る入道雲とあわせて、いよいよ夏が始まるんだ!と感じます。
さて、今回のブログでは、6月のベジモ有機農業スクールで習った「土壌について」のお話をちょこっとお裾分けしたいと思います。
そもそも土はどこからきたのか?
土の役割とは?
そんなお話から始まりました。
そして、農業をする上での良い土壌とはどのようなものなのか?
自分が微生物になったと思って考えてみましょう、という話がありました。
「ふかふか!」
「水と空気と餌がある」
さまざまな意見が飛び交いました!
ずばり農業における良い土壌のことを
「団粒構造(だんりゅうこうぞう)」と呼びます。
土壌の粒子が小さな塊となりそれらがさらに結合し、水が土の中に入りやすく空気も通りやすい状態のこと。
それにより、保水性、透水性、保肥力、通気性を備えていることをいうのです。
この話を聞いた日から、私は団粒構造を見てみたくてたまらなくなってしまいました…。
山の中の落ち葉があるような場所で、落ち葉をめくるとその下に団粒構造が見られると聞き、この目で確認すべく鍬を担いで近くの森に出かけてみました!
ありました。本当に。
絵で見た団粒構造と同じで、丸く塊になっていて、触ると少ししっとりしていて、歩いてみてもふかふか。
畑の土を団粒構造にするには、草を伸ばしたり、植物残渣を土に混ぜたり、堆肥(肥料ではなく土壌改良材)を入れ、時間をかけて土づくりをすること。
それにより生物が多様化し、微生物やミミズが土壌に腐植を与え、団粒構造が出来る。それを待つ長い時間が必要。
長年かけて、自然が自然の治癒力で自ら土壌環境を良くしてくれるのだそうです。素晴らしいですね…
目に見えない微生物の世界。微生物くらいの大きさに変身できるなら、一度微生物の世界でも暮らしてみたい!
目に見えないけれど、大切な微生物たちのことも想いながら野菜を育てていきたいと思いました。
最後になりましたが、ベジモひろしまの畑では、夏野菜が大きく大きく育っています!春の宅配とは品目ががらりと変化し、色とりどりの夏野菜をお届けしています。旬の野菜をぜひご自宅でお楽しみいただけましたら幸いです。
次回のブログは、二十四節気「大暑(たいしょ)」の頃にお届けいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。